マンション屋上防水にウレタン塗膜防水

エリア 神奈川県横浜市 港北区
工法 ウレタン塗膜防水機械式固定工
施工面積 430㎡
施工期間 20日間

社が伺った段階で既に「雨漏り」に苛まれていたご様子。
現地に赴き、状態を確認したところ、既存の「ウレタン防水」の劣化を確認することができました。

原因を細かく説明すると、既存のウレタン防水は屋上の端の立ち上がりの部分、いわゆる「天端」と呼ばれる箇所に上から「アルミ笠木」が被せてありました。
この笠木の”収まりが悪かった”ことが雨漏りの直接の原因です。

“収まりの悪い”笠木は、強風と共にやってくる雨水の侵入を許してしまっていたのです。

原因が分かれば施工内容も決まります。
まず問題となっている笠木を撤去。
美観はもちろん、防水性能に期待が持てる別の「金物」を取り付けます。

また既存の屋上には「断熱材」が入っておりました。
この断熱材を補強する目的でも金物は「ディスク盤」でしっかり固定、さらにその上から「ウレタン」を塗布し、防水施工は完了。工事から10年は施工の保証も付いております。

ウレタン防水と聞くと、純粋に既存のウレタン塗膜の劣化を思い浮かべられるかもしれませんが、今回のように「雨漏り」の原因はひとつではありません。

原因を特定、正しい施工方法を選定することが、防水施工の要でもあります。