マンション屋上防水にトーチ工法
エリア | 東京都葛飾区 |
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工法 | 改質アスファルト防水 トーチ工法 |
施工面積 | 700㎡ |
施工期間 | 20日間 |
「雨漏り」を起こしている状態からお客様にご相談を伺い、現地調査を行ったところ、屋上に”膨れ”が目立つ状況にありました。
“膨れ”は屋上の劣化のひとつのサイン。決して施工不良ではありません。
既存の「アスファルト防水」の下地と防水面の間に長い時間を経て染みた水分は太陽光で蒸発、湿気となることで屋上表面が膨れてしまうのです。
今回施工した屋上は「700㎡」と、比較的広い面積をもちます。
“膨れ”は広い屋上で起こしやすい特徴も持っていることも覚えておきましょう。
アスファルト防水の劣化に対しては、患部を切開し「改質アスファルト」で新しい「防水シート」を貼り付ける施工方法が広く採用されます。
建物ごとに吟味しなくてならないポイントは「改質アスファルト」を”どう”貼り付けるていくか……工程の選定にあります。
今回採用したのは「トーチバーナー」で炙る「トーチ工法」です。
防水シートの裏面に貼り付けられている液状のアスファルトを火で炙り、溶かしながら貼り付けていくトーチ工法は、施工時の気温に左右されない長所をもちますが、もちろん火器厳禁の現場で採用することは出来ませんし、何より職人の技術を必要とする工法です。
他には粘着シートで貼り付ける「常温複層工法」なども主流。改質アスファルト防水はその建物によって施工方法を吟味することが重要なのです。
どこよりも丁寧な施工をお約束しますが、保証も10年付いてあります。
雨漏りやメンテナンスでお困りでしたらご相談ください。